mondo7’s blog

観光スポットや寺社巡りを写真で綴ります

2017年イチ押しの映画は「DESTINY 鎌倉ものがたり」です

 

2017年イチ押しの映画は何といっても、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」でしょう。

kamakura-movie.jp

その理由は、一言では言い表せないほどなのですが、折角なので二つほど、その魅力に迫ってみたいと思います。

まずは、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを観た時に覚えた、あの貧しくとも輝いていた昭和ノスタルジーに再び出逢えたというところですね。

しかも、単なる昭和ノスタルジーなところだけではなく、笑いあり、涙あり。そして、鎌倉を舞台にして、CGを駆使した不思議な世界観を描いているところですね。

もちろん、言うまでもなく、それは「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が再びメガホンを取った作品であり、同作の原作者・西岸良平さんのベストセラーコミック「鎌倉ものがたり」の実写映画化ということがあってのことなんですが。

f:id:mondo7:20171229232739j:plain

 

ALWAYS 三丁目の夕日」然り、山崎監督の演出で共通しているのは、かつての日本の故郷とか、面影とか、実際には見ることが叶わないものをCGの効果で上手く描いているところに特徴がありますよね。

ALWAYS 三丁目の夕日」でも東京タワーが出来上がっていくシーンや東京下町の暮らしぶりなどは見る者の気持ちと自然と重なっていきましたから、不思議なくらいに。もう一つありましたね、「永遠のゼロ」で零戦が敵艦に突っ込んでいくシーンも。想像の世界ですが迫力がありました。

今回の作品でも、舞台となる鎌倉の古都の雰囲気と、言われてみれば鎌倉にいるかも知れない魔物や幽霊たちの足跡を感じさせる摩訶不思議な感覚を上手く引き出していますよね。

また、後半の黄泉の世界はCGの魔術師・山崎監督の真骨頂だったと感じました。しかも、ちゃんと「江ノ電のタンコロ」を使っていくところなどは心憎いとしか言えません。しかも、あのタンコロは、大道具さんがセットで作ったものだというから二度びっくり。

f:id:mondo7:20171217220532j:plain

二つ目は、この映画のキャスティングです。

初めから映画の中に居心地良く入れた理由の一つは、「ALWAYS 三丁目の夕日」のキャストが脇を固めていたということも大きかったと思いますが、やはり、堺雅人さんと高畑充希さんの夫婦役の息の合ったところではないでしょうか。

今では、日本を代表する俳優・女優のお二人ではありますが、それ以前に、前々から堺雅人さんと高畑充希さんに対しては個性的な俳優さんということで注目していました。加えてお二人とも二枚目気取りをされないところにも好感を持っていたところです。

今更ながら、この映画を見て、この作品に出るべくしてキャスティングされたお二人だったとしか思えないのです。

少し、話は飛びますが、映画が封切られてから、間も無く放送された日本テレビNEWS ZERO」の特番「DESTINY 鎌倉ものがたり」で見せたお二人のアドリブや自然に出てくる何気ないしぐさを見ていて、あの映画の演技は実は「素」ではなかったのかと思ってしまいました。

それぐらい、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」で見せていた演技と言うか、お二人の身のこなしがそっくりだったんです。

どの辺かと聞かれると困るのですが、例えば、「建長寺」で「けんちん汁」(建長寺が発祥なんですが)を召し上がるシーンで、御住職がけんちん汁の謂れを説明されている間に、「けんちん汁」に箸を入れる高畑さんをスタッフ(共演者)の方が「説明が終わってから・・・」と囁いているところに、間髪入れずに堺さんが、「ちょうど、お昼の時間ですものね」と優しくフォローされたシーンが出てくるのですが、まさに、映画の中で歳の離れた妻を優しく包み込んでいた堺さんにつながるものを感じたわけです。

今年も魅力ある映画が目白押しでしたね、「ラ・ラ・ランド」とか「美女と野獣」とか「メッセージ」とか。

でも、私の好きな日本の古都「鎌倉」の様々な魅力を描いてくださった山崎監督と、堺さんと高畑さんコンビが演じた「DESTINY 鎌倉ものがたり」が、何とっても今年最高の映画であったと思います。ぜひ、皆さんもご覧になって観てください、大切な人と。